2023/04/13事例

イオマガジンMoodle(ムードル)活用 Case.2|「Moodleとeポートフォリオの連動は、作業効率UP・就活支援力向上・低コストの一石三鳥!導入して良かった」

株式会社イオマガジン(本社:東京都港区、代表取締役:成家勉 ※以下、イオマガジン)は、世界240カ国以上、約3億2千万人が利用するeラーニングシステム「Moodle(ムードル)」を、一般企業・大学・高等専門機関等へ導入・カスタマイズ・運用するサポートを行っております。   eラーニングシステム「Moodle(ムードル)」は様々な業界で導入されているLMSです。Moodle(ムードル)を活用することで、どのように現場が変わったのかについて、「イオマガジンMoodle(ムードル)活用Case.2」の事例を2023年4月13日より公開開始します。今回は「Moodle(ムードル)」と就職支援に役立つeポートフォリオを連動させ、作業効率や就職支援の向上を希望されていた大学様をご紹介します。導入に至った経緯や、イオマガジンに決めた理由、導入後の変化などをまとめました。

【今回ご紹介する内容】 「Moodle(ムードル)」とeポートフォリオの連携を希望されている大学様


 
(1)LMS(学習管理システム)の導入背景
オンライン教育環境を整えると共にeポートフォリオを連動させて、教務化の作業効率の向上と就職支援強化を図りたい、とのご要望でお問合せをいただきました。 eポートフォリオとは、「学習履歴をインターネット上に記録し、蓄積していくシステム」です。 学生達が「目標設定」「獲得したいスキル設定」「振り返り」「授業以外の活動の記録」などを入力すると、それらを一覧や数値で見える化することができます。   「Moodle(ムードル)」とeポートフォリオの連動は、学生が行った活動を自動的にeポートフォリオに随時蓄積していくことを可能にします。 これにより作業効率向上と綿密な活動記録を実現させ、より一層個人に寄り添った「教育指導」や「就職支援」などにつなげることを希望されていました。   [ご要望] ・オンライン教育環境を整え、就職支援に役立つeポートフォリオと連動させたい ・「Moodle(ムードル)」データをeポートフォリオに取り込んで、4年間の学習履歴として蓄積したい​  
(2)提供ソリューション
「Moodle(ムードル)」とeポートフォリオシステムを連動 eラーニングシステム「Moodle(ムードル)」で完了した課題や授業の活動履歴が、eポートフォリオに蓄積されていくように連動しました。データ連携では何かのキーがないと成り立ちません。そこで、ご利用中だった既存の教務システムのデータを中心に据え、「Moodle(ムードル)」とeポートフォリオシステムにそのデータを取り込む形で実現しました。   ・モバイル表示の最適化 モバイル表示の最適化を施した「Moodle(ムードル)」と、モバイルファーストのインターフェースを実現したeポートフォリオを構築しました。   ・運用支援と技術的な支援 学習管理システム(LMS)を運用するに際し、遭遇しやすい不明点や不具合などについて全面的にサポート。また、新機能や新画面を追加したいなどの技術的なカスタマイズ支援も継続的に行っています。  
(3)イオマガジンに決めた理由は?
  「Moodle(ムードル)」の構築・サポートをイオマガジンに決めた理由については、eポートフォリオと教務システムとの連動が前提条件でも、全体の動線を含めた設計を行ってくれたため、という点を挙げていただきました。詳細は以下の通りです。   ・教務システムのデータとの連動が前提条件の中、「Moodle(ムードル)」とeポートフォリオシステムを使いやすく設計するという提案をいただいた   ・各システム内のコース情報は自ずと同じものになる設計。連携をリンクのみにすることで、「Moodle(ムードル)」の自由度も向上し、eポートフォリオシステムも自由に使える設計を考えてくれた  
(4)導入後のお客様の反応
  ・学生データ、教師データ、コースデータを教務システムから取り込む作業がありますが、「Moodle(ムードル)」とeポートフォリオすべてに同じデータを反映できるので、教務課におけるコース作成のための手間が減りました。これにより、教員もコース内の授業内容や学生指導に集中できるようになりました   ・eポートフォリオは言ってみれば「データで残る通信簿」。教員視点のメリットは、口頭での指導だけでなく、テキストで残る形で指導できる利便性です。学生視点のメリットは、過去の自分の実態をデータ形式で就活に活かせること。さらに低コストでこれらを実現できる点、を含めると一石三鳥と言えます   ・eポートフォリオに入学時からの活動実績が蓄積されるため、初心を大事にしながら大学生活を送る学生が増えました   ・「Moodle(ムードル)」での授業は主に「反転学習」のために活用し、学内での実習やディスカッションに重きを置く教育を実践できています   ・使い方サポートや技術サポート以外ではコストがかからないため、費用対効果が非常に高い状態で運営できています  
(5)システム導入後の変化
「Moodle(ムードル)」、eポートフォリオ、教務システムをスムーズに使えるよう連動させたことで、教務科や作業の作業効率が向上しました。 さらに、eポートフォリオで活動実績の見える化と蓄積を実現したことで、主体的に自学自習を進める学生が増えたそうです。当初の目的だった就職支援強化の点でも、足りないスキル・経験を学生自身が認識することで対策を取りやすくなったとのご報告をいただきました。   [大学教育] ・運営コスト:費用対効果に大満足 ・担当者の手間:削減に成功​   [就職支援] ・eポートフォリオで足りないスキルや経験の見える化が実現 ・​学生自身が主体的に対策するようになった​  
(6)おわりに
※画像はイメージです   今回の事例のように「Moodle(ムードル)」とeポートフォリオを連動させることで、作業が効率化したり、教育や就職支援においてデータベースを活用した新しい指導の実現も可能になります。また、これまでの活動の実績を見える化すると、学生達のモチベーション向上や自信にもつながります。   イオマガジンではお客様のご要望を実現するために、個別カスタマイズも承っています。「こんな風にしたい」「こんな機能がほしい」という率直なご意見は、遠慮なくご相談ください。
本サービスへご興味をお持ちになった方は、以下連絡先までお気軽にお問合せください。お待ちしております。

■「Moodle(ムードル)」とは?

eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で4.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。
配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。
大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。

■「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の一部を無料公開中!

「Moodle(ムードル)」には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。すべての解説を収録した完全版オリジナルマニュアルは、1年間ご契約いただいたお客様の特典としてご提供しています。

■イオマガジンとは?

イオマガジンは、スタンダード市場上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の大学や病院、企業さまに対し、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。

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■本リリースに関するお問合せ■
株式会社イオマガジン:沖田、成家

hp: https://www.io-maga.com
e-mail: sales@io-maga.com
TEL: 03-6384-5740