2024/06/05eラーニングの知識

ハラスメント研修とは? 目的や種類、内容の具体例などを解説

ハラスメント研修を徹底解説 おすすめのeラーニングも紹介

組織の成長を阻害するハラスメントは、管理職とメンバーを悩ませる重大な要因です。ハラスメント研修で対策を講じてみてはいかがでしょう。今回は、ハラスメント研修とは何かがわかるように、目的や種類、内容の具体例、頻度などについて解説します。ハラスメント研修におすすめのeラーニングプラットフォームもご紹介しているので、必要があれば導入を検討してみてください。

ハラスメント研修とは?


ハラスメントは人を悩ませることや嫌がらせをさす言葉です。組織活動では人と人のコミュニケーションが不可欠であり、やり取りに伴いハラスメントが発生するケースも少なくありません。

ハラスメントの発生を防止するために必要なのがハラスメント研修です。ハラスメント研修は、ハラスメントを認知・理解し、嫌がらせをなくす対策を学ぶ研修です。

引き続き、ハラスメント研修の目的や種類などを解説します。

ハラスメント研修の目的

目的を理解しておかないと、ハラスメント研修の効果が薄れる恐れがあります。ハラスメント研修の目的は下記の通りです。

目的1.業務に集中しやすい環境の実現

ハラスメントを放置するとメンバーは悩みに気を取られ、業務に集中しづらくなります。生産性が低下すれば組織の活動も停滞するでしょう。ハラスメント研修を実施して業務に集中しやすい環境を実現する必要があります。

目的2.メンタル疾患の発症を防止

ハラスメントが組織で常態化すると、メンバーがメンタル疾患を発症して、活動できなくなる恐れがあります。休職期間が長引くだけでなく、最悪のケースでは離職につながりかねません。貴重な戦力を失わないようにするためにも、ハラスメント研修でハラスメントを防止することが重要です。

目的3.社会におけるイメージ低下の回避

ハラスメントが発生すると、国の機関から指導・勧告を受けて、組織の社会的なイメージが低下する恐れがあります。ハラスメントの疑いがある組織に望んで入る方はいません。採用面で不利にならないように、ハラスメント研修を実施したほうが得策です。

目的4.法的リスクの減少

ハラスメントに対して損害賠償請求訴訟を提起されることがあります。実際に、会社でパワーハラスメントを行った上司が抑うつ状態になった方に対し、慰謝料や治療費、休業損害の支払いを命じられた事案もあります。ハラスメントを放置すると、組織内でのトラブルでは収まらず、法律で裁かれる可能性も高いです。法的リスクを減少させるためにも、ハラスメント研修の実施は不可欠でしょう。

ハラスメント研修の種類

社会ではさまざまな種類の嫌がらせがはびこっており、種類別にハラスメント研修が行われることもあります。よくあるハラスメント研修の種類を確認してみましょう。

パワーハラスメント研修

パワーハラスメントとは、地位が高い人が立場の低い労働者に行う嫌がらせです。パワーハラスメント研修では、パワハラとは何かを学び、部下との正しいコミュニケーションや適切な指導方法について学びます。

モラルハラスメント研修

モラルハラスメントは、モラル(道徳)とハラスメントを組み合わせた言葉であり、言動や態度などで相手に精神的な苦痛を与える嫌がらせです。モラルハラスメント研修では、モラハラの分類や具体的な特徴、加害者になるタイプ、被害者になるタイプなどについて学びます。

セクシャルハラスメント研修

セクシャルハラスメントとは、性的な発言や行為などによって相手を不快にさせる嫌がらせです。セクシャルハラスメント研修では、セクハラの原因や判断基準、認定された事例などについて学びます。

マタニティハラスメント研修

マタニティハラスメントとは、妊娠・出産する職場の女性に対して、非協力的な態度で嫌がらせすることです。マタニティハラスメント研修では、職場におけるマタハラの現状や妊娠・出産に関する法律、マタハラが問われるケースなどについて学びます。

カスタマーハラスメント研修

カスタマーハラスメントとは、顧客や取引先などが商品・サービスの提供者に対して、不当な言いがかりをつけたり過剰な要求をしたりする嫌がらせです。カスタマーハラスメント研修では、被害度のセルフチェック方法やカスハラへの基本姿勢、具体的な対応事例などについて学びます。

ハラスメント研修の内容例【業種別】


ハラスメント研修は、業種によっても内容が変わってきます。ここでは業種別のハラスメント研修の内容についてご紹介します。

福祉・介護分野

福祉・介護分野では、サービスの利用者・家族からカスタマーハラスメントが行われることがあります。認知症の方や家族を大切に思う方などと関わるため、通常のサービスを提供するよりもトラブルが起きやすいのでしょう。

その点、福祉・介護分野ではカスタマーハラスメント研修の必要性が高いです。福祉・介護分野におけるカスタマーハラスメント研修の内容は、クレームの基本対応や、報告の重要性、対象者との距離の取り方などについてです。

実際に介護施設において発生したカスタマーハラスメントの事例を学ぶこともあります。

建設分野

建設業は危険な作業が多いため、指導に熱が入りすぎたり、ミスに対して過剰に叱ったりするなどの行為が行き過ぎて、パワーハラスメントに発展するケースがあります。また、納期や自社の顧客の要望に追われて、協力会社にも負担をかけてしまいがちです。

作業員や関係者のストレスを減らすためにパワーハラスメント研修は不可欠といえるでしょう。

建設分野におけるパワーハラスメント研修の内容は、建築業法の基本や、パワハラ行為で問われる刑事責任、適切な注意の仕方、適切な業務依頼の仕方などについてです。

言いにくいことを言い換えるアサーティブコミュニケーションを学ぶこともあります。

ハラスメント研修にeラーニングがおすすめの理由


ハラスメント研修の手段としておすすめなのがeラーニングです。通常の集合研修とは違ったメリットがあり、ハラスメント研修でも活用しない手はありません。ハラスメント研修にeラーニングがおすすめの理由について解説します。

理由1.効率的にハラスメント対策を実施できる

組織の人数が多い場合はハラスメント研修を準備するときの負担が増えます。負担の増加を理由に研修が後回しになれば、防げるハラスメントも防げなくなるでしょう。eラーニングであればプラットフォームにコンテンツをアップするだけで各自で学んでもらえます。効率的にハラスメント対策を実施して、ハラスメントが起きにくい環境をスムーズに実現できます。

理由2.ハラスメントへの考え方を個別に把握できる

eラーニングでは、プラットフォーム上でアンケートを実施して、研修で学んだことに対する反応を調べられます。メンバーごとにハラスメントへの考え方を記録して把握すれば、ハラスメントを起こしそうな人物を未然に察知して対策を検討できます。情報分析に基づき合理的なハラスメント対策を実施したい場合にeラーニングはおすすめです。

理由3.ハラスメント研修の効果を検証できる

ハラスメント研修を実施しただけでは、ハラスメント防止の知識が定着したかどうかはわかりません。理解不足で研修が無駄になり、嫌がらせがなくならない可能性もあります。受講者の理解度まで把握して研修の効果を検証することも重要です。eラーニングプラットフォームでは、テストを作成・出題して受講者の理解度を確かめられます。理解度が低ければ、研修の内容を見直すなどして効果を高めることも可能です。

理由4.ハラスメント研修の実施を証明できる

ハラスメント研修は近年義務化される傾向にあります。ハラスメント研修の実施を証明できる体制を構築しておくことが大切です。eラーニングであれば、プラットフォーム上で受講者登録を済ませたうえで受講履歴を管理できます。万が一研修の実施を証明する必要が出てきたときにも適切に受講状況を開示できるでしょう。

義務化に関する詳細については後述しているので、気になった方はQ&Aコーナーもチェックしてみてください。

ハラスメント研修におすすめのeラーニングプラットフォーム


価格以上の使いやすさを追求!機能にこだわったeラーニングシステム IO Moodle イオムードル

ハラスメント研修におすすめのeラーニングプラットフォームとしてイオマガジンが導入を支援している「Moodle(ムードル)」と「IO Moodle(イオムードル)」が挙げられます。

「Moodle(ムードル)」「IO Moodle(イオムードル)」は、ユーザー登録ができるeラーニングプラットフォームです。

動画配信機能やテスト作成機能、アンケート配信機能など、各種ハラスメント研修に役立つ機能が幅広く搭載されています。

研修動画はファイルをドラッグ&ドロップするだけで追加できるので、スムーズにハラスメント研修の学習環境を構築できます。

テスト機能では、受講者ごとに評点を一覧で把握できるため、研修効果もわかりやすいです。

アンケート機能では、回答タブでユーザーごとに質問の回答を確認できる仕様です。ハラスメントに関する個々の考えについて把握するのに役立つでしょう。

受講者全員の学習の進捗状況を確認することも可能です。研修漏れを防ぎ、全員が受講したことも証明できます。

「Moodle(ムードル)」「IO Moodle(イオムードル)」の詳細はこちら:https://www.io-maga.com/service/

ハラスメント研修に関するよくあるQ&A


ハラスメント研修について理解を深めていただけたでしょう。ハラスメント研修についてさらに理解を深めたい方に向けて、よくある疑問についてQ&A形式で回答します。

Q1.パワーハラスメント研修は本当に義務化された?

A1.パワーハラスメント防止対策が義務化されました。

2019年の通常国会で「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律」が成立し、「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」が改正され、職場のパワーハラスメント防止対策が事業主に義務付けられました。

具体的に講じなければならない措置は下記の通りです。

・事業主の方針の明確化およびその周知、啓発

・相談に応じて適切に対応するために必要な体制の整備

・職場のハラスメントへの事後の迅速かつ適切な対応

・プライバシー保護や不利益取扱いの禁止などの措置

パワーハラスメントの内容や、パワーハラスメントを行ってはいけない旨の方針を明らかにして、管理監督者を含む労働者に周知、啓発する必要があるとのことです。

具体的にハラスメント研修が義務化されたというわけではなく、社内報やパンフレットなどで周知、啓発することも可能です。ただ、研修も周知、啓発の手段として認められています。

参照:職場におけるパワーハラスメント対策が事業主の義務になりました!(厚生労働省)

Q2.ハラスメント研修の頻度は?

A2.少なくとも1年に1回以上は実施するのが望ましいです。

頻度についての明確な定めは特にありませんが、ハラスメントが発生したときのリスクをふまえると、1年に1回以上は実施して社員の意識改革をしたほうがよいでしょう。

ただ、集合研修を開催した場合、忙しい社員だと欠席せざるを得ないこともあるでしょう。

頻度が少ない研修を欠席してしまえば、ハラスメント防止に対する意識が低下する恐れがあります。

確実にハラスメント研修を受講させたいのであれば、今回紹介したeラーニングプラットフォームなどで、いつでも動画研修できる環境を用意しておくに越したことはないでしょう。

ハラスメント研修を実施するならイオマガジンに相談!


ハラスメント研修は、組織で発生する嫌がらせを防止するための研修です。

立場の低い人への嫌がらせを防止するためのパワーハラスメント研修や性的な発言・行為による嫌がらせを防止するためのセクシャルハラスメント研修、言動・態度で相手を傷つける嫌がらせを防止するモラルハラスメント研修など、嫌がらせの種類に応じた研修を実施します。

ハラスメントを放置すると組織の生産性が低下するだけでなく、最悪のケースではメンバーの離脱や社会的信用の失墜、損害賠償請求の発生などにつながります。義務化の流れも進んでいるので、ハラスメント研修の実行環境を整備しておくことが重要です。

今回紹介したようにイオマガジンは、ハラスメント研修に役立つ機能を幅広く搭載した「Moodle(ムードル)」と「IO Moodle(イオムードル)」の導入をサポートしています。ハラスメント研修をeラーニングで実施したい場合はぜひイオマガジンまでお問い合わせください。

価格以上の使いやすさを追求したeラーニングシステム IO Moodle イオムードル

■「Moodle(ムードル)」とは?

eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で4.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。
配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。
大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。

■「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の一部を無料公開中!

「Moodle(ムードル)」には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。すべての解説を収録した完全版オリジナルマニュアルは、1年間ご契約いただいたお客様の特典としてご提供しています。

■イオマガジンとは?

イオマガジンは、スタンダード市場上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の大学や病院、企業さまに対し、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。

▼Moodleに関するお問い合わせはこちらから

■本リリースに関するお問合せ■
株式会社イオマガジン:萩原、沖田、成家

hp: https://www.io-maga.com
e-mail: sales@io-maga.com
TEL: 03-6384-5740