2023/08/22失敗あるあるコラム

eラーニングの失敗あるあるVol.2「eラーニングって誰もやってくれない問題」

「eラーニングを導入したいけど、色々なサービスやシステムがあってどれを選べば良いか分からない…」とお悩みの方々向けに、eラーニングシステムを選定する際の気を付けるべきポイントをまとめた「eラーニングの失敗あるある」連載です。

Vol.2は「eラーニングって誰もやってくれない問題」。実際にご相談があったエピソードをもとに、詳しくご紹介していきます。

あるある連載第2回「eラーニングって誰もやってくれない問題」

◆eラーニングにはメリットもありますが…


eラーニングの失敗あるある連載のVol.2は「eラーニングって誰もやってくれない問題」を取り上げます。

eラーニングってこれまでご利用になったことはあるでしょうか?

会社で研修用に使っている、大学の授業で使っているなどなど、リモートでの生活が広がることでeラーニングで実際に学習をしている人も多いと思います。

eラーニングは時間や場所に縛られずに学べるため、忙しいスケジュールの人やリモート勤務中の人でも学習しやすい点がメリットです。

しかし、eラーニングでは厳しい上司や、怖い顔をした先生から面と向かって「おい、あのレポートはどうした? まだ出来ないのか?」などと怒鳴られたり、催促でお尻を叩かれたり、課題の進み具合を睨まれる、というようなことはありません。

一緒に学習を進める仲間が周りにいなかったりまた、厳しくも愛情あふれる教師やコーチや上司など、教えをリードしてくれる先達者たちの目や存在が時に、欠けてしまいがちになるのが、もしかするとeラーニングの弱点なのかもしれません。

「このeラーニングをやっておいてください」と言われただけでは、忙しい業務や日常生活の中でなかなか課題に手を付けられず、いつまでも先延ばしになってしまうのは、eラーニングでのリモート学習にはよくある話なのかもしれません。

◆eラーニング管理者のお悩み

「なかなか学習を進めてもらえず、催促メールの送信作業が大変です…」


世界中で使われているオープンソースのeラーニングシステム(LMS)であるMoodle(ムードル)では、この辺りの事情はどうなっているでしょうか?

eラーニングでの学習は確かに、スマホなどモバイル端末があれば自分のペースでいつでもどこでも学習できます。

しかし、誰でも等しく真面目にeラーニングで確実に学習を進めることができるかというと、「そういうわけでもない…」というのがどうやら実情のようです。

実際にeラーニングをお使いの教育担当者(eラーニング管理者)の方から、次のようなご相談をお伺いしたことがあります。

「Moodle(ムードル)で受講生に課題を出しているのですが、なかなかやってくれないんですよね。

課題に手を付けていない受講生たち一人一人に催促のメールを手動で送信しているのですが、この作業がかなり大変で、手を焼いています…。

例えば、受講生たちへの催促メールを自動で送信できたら助かるのですが、そのような機能はMoodle(ムードル)にないのでしょうか?」

Moodle(ムードル)管理者の方々の切実な声に数多く触れる中で、イオマガジンではIO Moodle(イオムードル)の主要機能の一つとして「催促メールの自動配信機能」を実装しました。

◆「IO Moodle(イオ ムードル)」の解決策|催促メールを自動で配信!


IO Moodle(イオ ムードル)とは、オープンソースのeラーニングシステム「Moodle(ムードル)」に必要なカスタマイズを設定したイオマガジンのオリジナルパッケージ商品です。

IO Moodle(イオムードル)には、先述したお悩みを解決する「催促メールの自動配信機能」が搭載されています。

催促メール機能について簡単にご説明します。

Moodle(ムードル)では課題などを「コース」と呼ばれる授業コースの一つのまとまりに登録します。

例えば、企業研修であれば「コンプライアンス研修講座」や「情報セキュリティ研修講座」などを、それぞれ個別の各コースとして登録します。

受講生たちを管理者がそれぞれ適切なコースに登録する形でMoodle(ムードル)でのeラーニング学習は進められていきます。

管理者は、こういった学習課題や教材が登録されているコースをしっかりと最後まで受講生たちに完了してもらう必要があります。

IO Moodle(イオムードル)の「催促メールの自動配信機能」は受講しているコースごとに、「コース未受講」もしくは「コース未完了」の最後まで完了していない受講者に対して、自動で催促メールを送信する機能です。

eラーニング学習は、受講者のモチベーションに委ねられるケースが多いため、どうしても進捗が遅くなる傾向があります。

催促メールは進捗遅れを抑制する効果以外にも、コース未完了者への個別メール配信業務の膨大な手間を省き、対応漏れの防止にも役立ちます。

ではIO Moodle(イオムードル)の画面を実際に見てみましょう。

※こちらの画面は各コース毎に設定可能です。

「1」で、コース未完了者にのみ催促メールを送る設定を行い、

「2」で、催促メールを送る日時を設定します。

「3」では、送信メールのタイトルと文面を自由に作成できます。

eラーニング学習で、催促メールを出す利点としては学習のサポートとモチベーション向上が挙げられます。

また、学習の重要性を再確認させる効果もあり、あたかも厳しい先生や上司が学習を見守ってくれているのと似たように学生の学習意欲を高めることが期待できます。

IO Moodle(イオムードル)の「催促メールの自動配信機能」はこれまで手動でのメール送信作業で煩わされていた手間を取り除き、メールの送信漏れのミスもなく催促メールを確実に対象者へ送信できます。

これまでeラーニング学習での「未受講率」や「未完了率」の高さにお悩みの教育担当者様には、ぜひ一度、お試しいただきたい機能です。

また、eラーニングシステムの選定で絶対に失敗したくない!とお考えであれば、この機能が付いているかどうかは事前にチェックしておくことをおすすめします。

eラーニング選びで失敗しないためには、事前に検討した方がよい重要な選定ポイントがあります。

これからも当連載で様々な事例と共にご紹介していきますので、次回もお楽しみに。


IO Moodle(イオムードル)についての詳細や、イオマガジンについては資料でご確認いただけます。ご質問やお問い合わせもお気軽にご相談ください。

■「Moodle(ムードル)」とは?

eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で4.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。
配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。
大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。

■「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の一部を無料公開中!

「Moodle(ムードル)」には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。すべての解説を収録した完全版オリジナルマニュアルは、1年間ご契約いただいたお客様の特典としてご提供しています。

■イオマガジンとは?

イオマガジンは、スタンダード市場上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の大学や病院、企業さまに対し、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。

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