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2025/08/29Moodle使いこなし術
Moodle使いこなし術⑩|MoodleでPDFやスライドを“ページめくり式”にする方法【SCORM化】

モモさんの紹介
*日本一Moodleに詳しい!イオマガジンの社員
*Moodleの便利な使い方を日々研究している
*コウハイ君に教えるのが好き
*口ぐせは「Moodleのことはモモさんにお任せ!」
モモ先輩、授業で使ったスライドを学生に共有したいんですけど……。PDFをそのまま載せると、ページをめくる感じがなくて見にくいって言われちゃって。
なるほどね。プレゼン資料って“パラパラめくる”感覚で見せたいときあるもんね。
そうなんです!紙で配るみたいに、スライドを1枚ずつ見せたいんです。何かいい方法ってありますか?
あるよ! Moodleなら “SCORM化” すれば、オンライン上でもめくる感覚でスライドを見てもらえるの。無料で変換できるサイトもあるんだよ。
SCORM(スコーム)ってなに?

「SCORM(スコーム)」は、オンライン学習用の教材フォーマットのひとつです。
名前は専門的に聞こえますが、役割はとてもシンプル。
・学習教材を「ページめくり式」で表示できる
・学習者がどこまで進んだかを記録できる
・いろんな学習システム(LMS)で共通して使える
つまり、PDFやPowerPointをただ置くだけではできない「学習管理」+「見やすさ」 をプラスしてくれる仕組みです。
Moodle(ムードル)はもともとSCORM対応しているので、ファイルをアップロードすればすぐに使えます。
「スライドをペラペラ見せたい」「進捗も残したい」──そんなときにぴったりなんです。
なぜ「SCORM化」が便利なの?
通常、PDFやPowerPointをそのままアップすると、学習者は 一括で表示されたり、スクロールで見るだけになってしまいます。
ところが「SCORM化」すると、教材を1ページずつめくるように表示でき、受講者にとってわかりやすい学習体験になります。
さらにこんなメリットもあります。
・スライドごとに学習の進捗を記録できる
・“次へ・前へ”ボタンで紙の資料のように操作できる
・Moodle(ムードル)上で「どこまで見たか」を確認できる
特に「学生や研修受講者にしっかり見てもらいたい資料」には効果的なんです。
専用ソフト?無料サイト?SCORM変換ツールの選び方
「SCORM化」と一口にいっても、やり方はいろいろあります。
動画やテストも含めた教材をひとつのパッケージにまとめ、他のLMSでも使えるようにするのがSCORMに変換する本来の目的です。
その場合は Adobe Captivate(Adobe社) や iSpring(iSpring社) といった専用ソフトが必要になります。高機能ですが、操作を習得するにはある程度の時間がかかります。
一方で、「プレゼン資料やPDFをページめくり式に見せたい」だけなら、もっと手軽な方法があります。
それが今回ご紹介する無料サイトの「SCORMHERO」。
ファイルをアップロードするだけで、Moodleに載せられる“めくれる資料”を作成できます。
・本格的な教材づくり→ 専用ソフト(Adobe CaptivateやiSpring)
・シンプルに資料をめくりたいだけ →SCORMHERO
と使い分けるのがおすすめです。
プレゼン資料をSCORM化してMoodleに載せる方法
ステップ1|無料サイトで資料をSCORM化する
①「SCORMHERO(https://scormhero.com/)」 にアクセス

②PowerPointやPDFをアップロード
③「SCORMファイル」としてダウンロード
「SCORMHERO」サイトに記載の手順通りに進めれば、簡単にSCORMファイルの完成です。
ステップ2|Moodle(ムードル)にアップロードする
①Moodle(ムードル)に管理者としてログイン。コースを開き、「コース編集モード」をオンにしてください。

②「活動を追加」から「 SCORMパッケージ」 を選択

③さきほど出力したSCORMファイルをアップロードし、「保存して表示する」をクリック

④プレビュー画面を開き、「NEXT」「PREVIOUS」でスライドがめくれるか確認。必要に応じて、表示サイズや完了条件を設定してください。

これで、紙のスライドをめくるようにプレゼン資料を見てもらえるようになります。
よくあるQ&A
Q1. SCORMって難しそう。プログラミング知識は必要?
→ いいえ、不要です! 無料サイトに資料をアップするだけで、自動的にSCORM形式に変換してくれます。
Q2. どんなファイル形式が使えますか?
→ PowerPoint(.pptx)やPDFが一般的です。教材にあわせて変換してみましょう。
Q3. スマホやタブレットでも見られますか?
→ はい。レスポンシブ表示に対応しているので、学習者はスマホからでも“ペラペラ”めくる感覚で閲覧できます。
まとめ|「伝わる資料」にしたいならSCORM化がおすすめ
プレゼン資料をそのままアップするのと、SCORM化して載せるのとでは、受講生の学習体験に大きな差が出ます。
「パラパラめくれて進捗も残る」というだけで、受け手の理解度や集中度がぐっと変わってくるんです。
その理由をあらためて整理すると、こんなポイントがあります。
・見やすく・学習しやすい(PDFを置くだけより親切)
・知識ゼロでもすぐ変換できる(無料サービスが使える)
・進捗管理も可能(Moodleに載せれば学習履歴が残る)
つまり「プレゼン資料をただ置くだけ」から「学習者がしっかり読み進められる教材」へ。
これがSCORM化の大きな違いです。
「SCORM化を試してみたいけど、設定や活用方法が不安…」という方は、イオマガジンまでお気軽にご相談ください。
イオマガジンでは、管理者用の「Moodleマニュアル」を無料公開している他、Moodle管理者のためのサポートメニューも充実しています。SCORMファイル変換の代行サービスもあるので、お気軽にお問い合わせください。
■「Moodle(ムードル)」とは?
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eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で4.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。
配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。
大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。
■「IO Moodle(イオムードル)」とは?
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イオマガジンは、スタンダード市場上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の大学や病院、企業さまに対し、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。
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