先生と生徒をつなぐ学習支援システム「Moodle」を導入~普連土学園を訪ねる(1)

普連土学園正門

写真:普連土学園  中学校舎側からのキャンパス入口

「講義は自宅でオンライン動画で受け、自宅で行っていた宿題や課題は教室で皆と共に———」

 このような、従来の授業とは逆のスタイルは「反転授業」と呼ばれ、アメリカでは2007年頃から導入が進んでいる。利点は、主に、オンラインで教材の動画を学習できるため、理解度の違う生徒が、自分のペースで学ぶことができ、翌日、分からないことを教室で先生に聞ける点だ。従来の、先生から生徒へ一方通行で授業を進めるのと違い、先生と生徒で双方向にアクティブに授業を進めるのが特徴である。

 このような利点のある「反転授業」だが、日本では導入に踏み切る中学・高校は多くない。その障壁の一つとなっているのが学習支援システム、いわゆる先生と生徒を結ぶオンラインシステムが高額なためだ。

 そのような中、オープンソース、つまり無償の学習支援システムであるMoodle(ムードル)が大学はもとより、今、中学・高校にも広がりをみせようとしている。

 そこで、今回は、2015年4月にMoodleを本格導入した東京都港区にある都内有数の進学校である普連土学園へインタビューに伺った。

 取材に応じてくださったのは原田副校長先生と、国語科の谷田貝先生だ。

 部活中の運動部員たちの元気な掛け声が窓の向こうから聞こえてくる応接室でインタビューは行われた。

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写真左:谷田貝先生 / 写真右:原田副校長先生


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